からくりカメラプロミネント
2009-04-25


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↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人) 禺画像] ↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人) 禺画像] ↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人) 禺画像] ↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人) 禺画像] ↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)   フォクトレンダーのプロミネント、手ごろなアウトフィットがあったので入手しました。今までは割りとまともな仕様のカメラばかりを扱ってきたのですが、これはかなり癖が有るというか変わったカメラですね。数学の問題なんかでもシンプルイズベストというか、なるべく少ない文章量でわかりやすい回答を出すのがいいとされるのですが、なかには偏屈というかやたらわかりづらい回答を作るのを生きがいとしている方もおられるようです。ホクトレンダーはどこかそんな偏屈物を思わせるような製品をある種の情熱を込めて世の中に送り出しているようなメーカーといえるようです。
 トップの写真は順番にプロミネントTa+ウルトロン50mm F2.0をアウトフィットケース上に置いたもの、ターニットファインダーを装着したもの、ターニットファインダーのアップ、ターニットファインダ(100mm,50mm,35mm用のマスク)、ターニットファインダー(パララックスのマニュアル補正機構)です。このファインダーは結構こっていて、50mmmのマスクをはずすと35mm用になり、回転させると100mm用のファインダーになります。
 
禺画像] ↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人) 禺画像] ↑:クリックで拡大します。(Copy Right@ゴミ屋敷主人)  上の写真は順番にダイナロン100mm、スコパロン35mmを装着したものです。標準レンズと、広角及び望遠ではマウントの形状が異なります。またシャッター速度の設定も催促の500分の1秒は他の速度と異なってフィルム巻上げ前で無いと設定できません。すべてのものが同じルールで扱えることを目指すのがまともな方向だとすると、やはりものカメラは変則ルールが色々とあって扱いにくいカメラなのでしょうね。
 下の写真最初のものはアウトフィットについてきたフィルター5枚です。無色透明のものが一枚あったのでレンズ保護用に使ったら、仕上がりがボケボケでした。その次の2枚のカラー写真がそれです。ピント合わせは軍艦部右上のダイヤルで行うのですが、ファインダーから覗いたものとダイヤル無限遠から最短距離まで矛盾無く機能しているように見えます。それでどのあたりにピントが合っているのか、裏ブタをあけた状態でエクサのウェストレベルファインーを押し当て、バルブでシャッターを開いた状態で覗いてみたらなんと数十センチのところに合焦しているようです。つまり、マクロレンズ状態なわけですね。それであわてて無色透明のフィルターと思っていたものを調べてみると度がついているではありませんか。接写用のフォッカーをただのフィルターと思って使ったのが間違いでした。お粗末。
 最後の一枚はニコンS2でのボケボケ写真です。このときはピントあわせ機構そのものがいかれていたので、話は簡単でした。無限遠のものにピントを合わせたところ20フィートちょっとで合焦してしまいます。それで、ライカなどと比べてみると統べての距離で焦点がずれているので、フィルムの現像を待たずにカメラの不良と判断できました。もちろんカメラは即刻返品いたしました。
 
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